おそらく新人王は濱口投手でしょう。ただ...
10勝6敗。
素晴らしい成績の濱口投手。
ドラゴンズには二桁勝利投手はいません。
彼はきっと、これからの横浜ベイスターズを牽引していく素晴らしい投手になるでしょう。
ベイスターズはAクラスで中日より上位。
1勝するのが大変ですから新人王は投手の方が優先的です。
もちろん、京田選手のヒット数も素晴らしく、盗塁も着々と増やしました。
濱口投手がいなかったらちょうどパ・リーグの源田選手と同じような?(守備は分からないのですが)ヒットを重ねる選手ということで選ばれたでしょう。
まだ仮定の話で、もしかしたら嬉しい誤算で京田選手が選ばれるかもしれません。
しかし、ネット上だけで言えば、ちょっと京田選手の新人王争いの話題が過熱しすぎな気がします。
京田選手が新人王を逃す悲しい気持ちの持って行きようがなく、濱口投手の批判、ベイスターズ、マスコミへの中傷をしそうな雰囲気です。
マスコミの人々が選ぶわけですから、ネット上で騒ぎ立てたほうが京田選手に票がいく?という思いがあるのかもしれません。
それはファンとして当然沸き起こる感情でしょう。
ただ、森監督のコメントは頂けませんでした。
森監督は「新人王争い? なに寝言を言っているんだ。(京田が)取れるわけがないだろう! そんな気持ちがあったのなら昨日(4打数無安打)打ってるよ! 自分で潰しているようなもんだ!」と声を荒らげた。
中日ドラゴンズにとって、新人王は余興のようなものであって、とれれば良いな、くらいなものです。
GG賞をとれれば良いな、のような。選手生命をかけるようなものでもありません。
大事なことはチームの弱体化をどうするか、失ったお客さんをどう呼び戻すかです。
取れなかった時、一番落胆するのは京田選手本人です。
京田選手に今年だけのラッキーボーイではなく、これからもヒットの数を重ねていき、息の長い選手になることを願うのならば、なまじっか賞をとって2年目のジンクスに陥らないように願うことも大事なのではないでしょうか?
球団職員になった三瀬店長が言っていました。新人王をとった年は色々と担ぎ出されて、選手としての調整ができなかったと。
そこは投手と野手という差もあるでしょうが、これからの彼の躍動を本気で願うのならば、静観してあげることも大事なのではないでしょうか。